巻き爪で悩まれている方がまずしてしまうのは
食い込んで痛む痛いから爪の端を切ってしまうという方法です。
もちろんこの方法をとると皮膚に陥入した爪の端は無くなりますから一時的に痛みの症状緩和はできます。
しかしここに落とし穴があるわけです。
爪の角部分(端)を切ると、本来皮膚に引っかり支えられているべき爪が支えを失いより強く巻き込んでしまいます。痛みの緩和はされますが爪形自体は悪化、一時しのぎにしかならず変形や巻き爪悪化を促す結果になってしまいます。
これが「巻き爪の爪切りによる悪循環」です。
もちろん歩行や生活に支障をきたしてしまいますし、刺さり込んでいる爪をほっておくと出血や化膿を起こしてしまうこともあります。そういったことを考えると、とりあえず痛みを軽減させる事は大切です。
一方で、「巻き爪になったら爪は切らない、伸ばし続ければいいんだ」と勘違いされてる方もよくいらっしゃるようです。爪が長すぎてもかえって物理的に靴の中でぶつかり、接触しやすくなったりし、爪や指先に負荷がかかり、爪に横筋ができはじめ、爪が厚くなったりする肥厚爪や変形爪になってしまいます。
爪を切らない方が良いと聞いてそれから全く切っていない、伸びっぱなしという巻き爪患者さんも多いのも事実です。
結論、
爪の角を落とす爪切り
爪を伸ばして爪を切らない
どちらも正しい対応とはいえません
やはり根本的に爪の形を整える矯正によるケアが大切となります。
痛みがでている状態は巻き爪が進行している状態ですから、
自分自身でのむやみな爪切りでの一時しのぎはやめましょう。
悪化させた重度の巻き爪より軽度でより痛みなく、通院も楽なうちに対応するのがおススメです。
「爪切りさえしていれば痛くないから!大丈夫」と思っている方が重度になっていらっしゃる例があとをたちません。
仙台、郡山、大宮で巻き爪、陥入爪、変形爪にお悩みの方はご相談ください。
仙台巻き爪矯正院 駅前通り院/大宮出張所 院長 寺建 文博
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